ルーツ
かわいいポーズして


いいよ
ぱあっ


どう

・・・・うーん。
イマイチ

でもこたくん的には一押しポーズだったのか、
どうどう


右耳ガプシ

むいちゃんに齧られながらも
キメ続けてくれました。とてもいい子だ

ねぇねぇむいちゃんも
かわいいポーズして


えー・・・いいけどぉ・・・
ぐふふふ・・・

どう

・・・うっ。
なんか首の向きがキモチワルイ

そんな2匹は兄妹です。月齢は2~2ヶ月半くらい。
東日本大震災で樹木を超える高さの津波被害に合い、
現在は居住制限区域になっている小高地区というところで
保護されました。
津波により柱だけになった建物の中に
子猫だけでいて、母猫は2日たっても現れなかったそうです。
彼らは震災を知らない。身近に人間が居たことも無い。
安心して眠る場所もきっと無かったんだと思う。
ウチでも、寝るときはケージの下で寝ていました。
むいちゃんはいまだにそこで寝ます。

この下の隙間に・・・

すごく怖い思いをたくさんしたのかな・・・。
保護時はヒトに対してもかなりシャーシャーだったそうですが
にゃんこはうすでいつものごとく懐柔され

今ではヒト大好きです

守りたい

あったかくて柔らかいお手手
福島で生まれた子たちだけが特別ってことでは無いし
レスキューについても賛否両論あることとは思う。
ここは海岸ではありません。

道路が通っていたところ。
これらは当時の写真では無いのです。
1年以上の時が経過した今、進行形の様子です。
時間が過ぎるだけでは、復興はしない。
20日から岡山市で開催される
にゃんこはうす写真展にぜひお運びください。
動物の写真を通じて、きっと感じることがあるはず・・・。
こたくんとむいちゃんの故郷は福島県の小高。
忘れないで欲しいし、また住めるようにきっとなる。
そのルーツに誇りを持っているよね。
ぼくたちの生きていく土台は

福島にある

これからはその土台に幸せだけを重ねるんだよ
